誰だって辛いときや切ない、さみしい、悲しい、死にたい、泣きたいときがあります。
今回は、そんなときに聴いて感動する、泣けるボカロ曲をご紹介いたします。
アンノウン・マザーグース
作詞・作曲 wowaka
初音ミクとwowakaさんを重ねてつくられた、この楽曲。
悲しくも激しい、落ち着いてるけれども熱量が伝わる、鳥肌のたつ曲です。
自分に自信がもてなかったり、認めてもらえなかったり、そんなときに聴くときっと勇気づけられるのではないかと思います。
あなただけじゃなくてwowakaさんだって初音ミクちゃんだって様々なことを乗り越えてきたんだって、つらいのは私だけじゃないんだって、個人的にそう励まされました。
wowakaさんは今は亡き人になってしまいましたが、彼がいたこと、素敵な楽曲たちはきっとずっと受け継がれていくはずです。
雨き声残響
作詞・作曲 Orangestar
はじめて聴いたときは、綺麗なメロディーと勇気づけられる歌詞にうるうるしていて、最後の”未完成な”のところで涙があふれてきたのを今でも覚えております。
泣いていいんだよ、大丈夫、大丈夫!って言われているような感覚になり、元気づけられるはず。
Orangestarさんの楽曲は”エモい”と思うものばかりですよね。
”アスノヨゾラ哨戒班”や”快晴”など感動できる楽曲ばかりですので、ぜひ聴いてみてください。
天ノ弱
作詞・作曲 164
ボーカロイド史に残る名曲、天ノ弱。今でもめちゃくちゃ人気な楽曲です。
私の勝手な想像なのですが、学生時代の切ない淡いラブソングというイメージが強いです。実際に、私が学生時代にお世話になった曲のひとつで学校の帰り道に泣きながら聴いていました。
恋愛で吐き出したい想いがあるけれど素直になれない、勇気が出せないひとに刺さる楽曲だと思います。
悪ノ召使
作詞・作曲 悪ノP (mothy)
鏡音三大悲劇の中のひとつ。
私がボーカロイドにハマったきっかけの曲です。 この双子が大好きです。いつも支えてくれてありがとう!
悪ノシリーズはたくさんお話があるそれはそれは深いものなのですが、悪ノ娘・悪ノ召使のこの2曲を聴いてしまえば、もう号泣間違いなしです。
悪ノ娘が退屈な曲に感じても、きっと悪ノ召使でその理由がわかるはずです。
あの夏が飽和する。
作詞・作曲 カンザキイオリ
一曲、たった6分ほどの曲を聴いたはずなのに、一冊の本を読み終えたような感覚になるこの楽曲。 (というか6分あったのかと思いました)
主人公がやっと心を開けた友達を目の前で亡くしてしまう悲しく儚い物語のような楽曲と感じました。
同じ境遇にあった人、そうでない人でも共感し涙してしまうと思います。
聴いている自分に語りかけてくるような、「もう少しだけ生きて」と言われているような、そんな感覚になります。
命に嫌われている。
作詞・作曲 カンザキイオリ
本家は初音ミクですが、聴く側と同じ人間が歌うことによって 感情を受け取りやすいのではないかと思い、 まふまふさんの”命に嫌われている”をご紹介しております。
人間の死について考えさせられる、そんな楽曲だと思います。
気分が沈んでしまっていなくなりたい、死にたいと思っている方に、ぜひ聴いていただきたいです。
”生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ”
最後のこの歌詞が心に刺ささります。
嘘とタイムマシン
作詞・作曲 アヒル軍曹P
初期の頃のボカロ曲で、懐かしさもあるこの楽曲。
たくさんの感情を抑えていたけれど、この歌にのせて不満や不安を叫んだ純粋な歌です。まっすぐな気持ちがとても胸に刺さります。
私は今でもこの曲が大好きで、癒しのために安定剤として聴いています。
神のまにまに
作詞・作曲 れるりり
明るくてポップな感じですが、それがまた元気になれるというか、励まされる1曲だと感じました。
”愛してる”という言葉ってなかなか使わないじゃないですか。
たまには休憩してもいいんだよ、自分をもっと大事にしよう、あなたの笑顔は最高だよ!細かいことは気にしないでゆっくりやっていこうよって励ましてくれて、私はこれを書きながら号泣しています。
紙飛行機
作詞・作曲 囚人P
鏡音三大悲劇の中のこれまた1つ。
第二次世界大戦中のドイツによるユダヤ人迫害、ホロスコートがモデルになっています。戦争や差別など、大人たちの勝手な都合で会いたいのに会えない少年少女を描いた楽曲。
とても悲しくて、切なくて、幸せな時代に生まれて欲しかった、と切実にそう感じます。
君の神様になりたい。
作詞・作曲 カンザキイオリ
簡単に言ってしまうと、”非力だけど、無力だけどあなたを救いたい”という歌だと思います。
解決するのは結局その人自身なのだけれども、でも、”泣きたいときに泣いてもいいんだよ” ”力にはなれないかもしれないけどちゃんと側にいるよ”と言われているようで、とても励まされます。
メガテラ・ゼロさんが歌われているものは、アレンジが少しされていますが、それがまた良いので是非聴いていただきたい楽曲です。
空想列車
作詞・作曲 Orangestar
疾走感があって、いわゆるエモい楽曲。
青春って感じがします。
どうなるかわからない、希望もない、不安だってあるけれど、未来に向かって走り出してしまえばきっと大丈夫、と背中を押してくれます。
この楽曲に救われる人も多いはずです。
心做し
作詞・作曲 蝶々P
本家はGUMIちゃん。様々な方がこの楽曲を歌っておられますが、サビを泣き叫んでいるように歌い上げるまじ娘さんの心做しがグッとくるのでご紹介しております。
機械でつくられた体をもつ者が、もっていないはずの心が芽生えてしまったときに、理解できずにもがいている様子を描いた楽曲だと感じます。
涙腺崩壊させるような優しく激しい歌詞とメロディーですよね。
直接的に人間のことを歌っているわけではありませんが「この感情はなんなんだろう」 みたいな、似たような感情になるときってありますよね。
(余談ですが、カラオケでこの曲を歌った際に友達を泣かせてしまったことがあります。歌ってる自分も泣けてきます。それぐらい何度聴いても感動する曲です。)
ココロ
作詞・作曲 トラボルタ
鏡音リンちゃんの代表作とも言われるこの楽曲は、孤独な科学者とそのひとが作り上げたロボットの”ココロ”についての物語です。
切ない悲しい楽曲ですが、温かみみたいなもの、愛を感じることができます。
『ありがとう』って良い言葉ですよね。
さよならのかわりに
作詞 レフティーモンスターP & 伊東歌詞太郎
作曲 レフティーモンスターP
この楽曲は、ニコニコ動画をよく見ていた同士なら聴いたことがあるのではないかと思います。
ペットを亡くしてしまったときに聴くと、もう、聴いていられないくらい号泣します。私もその一人でした。大切な誰かを亡くされたことがある方に是非聴いて欲しいです。
決して悲しい曲ではなくて、支えられる優しい曲だと感じます。
死ぬとき死ねばいい
作詞・作曲 カンザキイオリ
”あの夏が飽和する”の、その後のお話を描いた楽曲です。
大人になった少年がその後も少女のことを忘れず、トラウマというか、悲しみを抱えて生きている様子が伝わってきます。
私は、ラストのシーン”人間らしく”というところになぜか涙が溢れました。
「どうせいつか死ぬのだから、今、もう少し生きてみようかな」という聴いている側にそう思わせるような、そんな悲しくもあり、力にもなる楽曲だと感じました。
すろぉもぉしょん
作詞・作曲 ピノキオピー
風邪をひいて熱が出てる女の子がふと余計なことを考えてしまう、なんとなく人生を考える楽曲。
ふざけた楽しい曲なのかなと思いきや、人間誰にでも平等に時が流れているんだってことを歌っているんだと思います。
”大丈夫だよ”というところがなんか優しくて泣けてきます。もうすぐ三十路かあ。
晴天を穿つ
作詞・作曲 傘村トータ
生きている意味がわからない、存在しないほうがいいんだと落ち込んでしまったときに是非聴いてほしい楽曲です。
慰めてくれて、心に響く、元気がでます。
”僕は一生味方だ”というところが個人的に優しくて素敵な言葉だと感じました。
”共犯者”というのは、1番信頼ができるらしいです。お互いに秘密をもちあっているから、絶対に裏切らない、だからこの言葉をつかっているのでしょうね。
だれかの心臓になれたなら
作詞・作曲 ユリイ・カノン
主人公「僕」は登場人物「君」から心臓をもらって生きていて、そんなふうに僕もだれかの心臓「生きる意味」になりたいという、命について再確認できる楽曲です。
激しいメロディーだけれど、伝えたい言葉(歌詞)に共感し涙してしまう人も多いと思います。
テオ
作詞・作曲 Omoi
スポーツでもゲームでも、ここぞという勝負前に聴くと、うおおおお!!って感じにテンションがあがるこの楽曲。
アニメの主題歌みたいな熱い歌だなと思いました。
私は、こういう熱い人間のための歌にも感動してしまうのでご紹介いたしました。
Tell Your World
作詞・作曲 kz
ボーカロイド最高!ボカロP素晴らしい歌をいつもありがとう!!
ボカロP(自分)のつくった曲が世界に広まっていく様子を描いた、そして次は君の番だよ、と語りかけてくるそれはそれはエモい楽曲。
初期からボカロを聴いてきた人間からすると本当に神曲すぎて号泣です。
これを拝めるだけで生きていて良かったと思えます。
ハジメテノオト
作詞・作曲 malo
落ち着いたメロディーと感動する歌詞ですよね。
『あなたのために歌う』
今も昔も変わらず歌い続けていてくれる初音ミクちゃん、その姿勢が健気で泣けてきます。
ヒビカセ
作詞 れをる 作曲 Giga(ギガP)
リズミカルでちょっとエッチな曲だと思っているひとも多いはず。
だけどこれは、初音ミクがボカロPに対して抱く様々な感情、想いを詰め込んだ歌だと思います。
”忘れないでね” ”覚えていてね 、私の声を ”というところ、心がギュッとなりますよね。
この曲を、私は失恋をした際に自分と重ねて聴いていたこともあって、悲しいけれど、勇気づけに聴いていた記憶があります。
Blessing
作詞・作曲 halyosy
”泣けなくても、笑えなくても、歌えなくても、何もなくても、愛せなくても、愛されなくても、それでも生きて欲しい。”
というところで号泣しました。
生きていていいんだと思えて、生きる希望が湧いてきます。
命の恩人みたいな楽曲です。
メリュー
作詞・作曲 ナブナ(n-buna)
大切な人を失った女の子の繊細な心情を表現している楽曲。
ちゃんとした意味はわからないけれど、儚いメロディーと胸に刺さるフレーズがたくさんあって泣ける人も多いと思います。
ナブナさんの”ウミユリ海底譚”という楽曲があります。こちらは死に関した楽曲です。
その正反対の表現をしているので、”メリュー”は、生に関した楽曲なのではないかと思います。
LIFE
作詞・作曲 傘村トータ
初音ミクちゃんへトータさんの気持ちがストレートに伝わってくる楽曲であり、初音ミクちゃん自身の気持ちも込められている曲でもあると思います。
個人的に ”知ってるか?人の記憶で一番に忘れられるのは声なんだって” ”そんなの嫌だよ、君は覚えててね” というところが好きです。
”進むことを辞めんなよ”という歌詞は、きっと何か頑張ろうとしている方たちの心に刺さるフレーズだと思います。
聴いている人に向けていろんな想いや励ましだったりを歌っている楽曲なので、涙が出るけれど頑張れる、そんな曲だと思いました。
以上が、個人的におすすめの泣けるボカロ曲です。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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